ケンヂの株教室

株暦12年ケンヂと仲間達の株ブログです。初心者、中級者向け。株は自己責任でお願いします。参加希望者はコメントに自己紹介お願いします

短・長期銘柄  6191 エボラブルアジア 3 

 

16日の株式新聞速報ニュースより

 

エボラブルA、今17年9月期も大幅増収増益へ

 エボラブルアジア<6191.T>の前9月期決算は連結売上高40億円(前々期比45.2%増)、営業利益6億1800万円(同97.7%増)で、ともに過去最高を更新した。

 同社はオンライン旅行事業を中心に、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業などを手掛ける。引き続き各事業の売上高が順調に伸びている。また、業容拡大によるバイイングパワーの増加で航空券の調達コストが低下したほか、広告最適化で集客力も向上した。オペレーションコスト低下に取り組み、それも利益率向上に寄与した。

 今期予想についても、売上高61億4700万円(前期比53.7%増)、営業利益10億100万円(同61.9%増)で、大幅な増収増益を見込んでいる。引き続き既存3事業の強化を図る上、新規事業として同社の事業に関連する成長企業に投資する投資事業にも注力する構えだ。

 一方、この11月には総合旅行サービスプラットホーム「AirTrip(エアトリ)」のサービスを開始した。これは、ポイント高還元型のリピーター向けモデルで、ポイントを貯め、航空マイルや電子マネーと交換できるというもの。第一弾は国内航空券予約サービスで、近く民泊CtoCサービスも公開する予定。

 さらに、15日にはファーストキャメル、アビリティコンサルタントとの合弁会社「かんざし」を設立したと発表。今後、ホテル・旅館向けの一括プラン登録システム「かんざしクラウド」の拡大を目指す

 なお、同社はマザーズから東証本則市場への市場変更を今期中に行うとの目標を表明している。

[ 株式新聞速報ニュース ]
提供:モーニングスター

 

さらに17日には

 

100%出資子会社としてEVOLABLE ASIA GLOBAL VIETNAM COMPANY LIMITED設立

 


決算以降
株価上昇に繋がるキーワード

①決算の増益、過去最高益、利益率の向上

②次期の増益予想、新規事業、新しいサービス開始

③市場昇格今期目標

を全て打ち出してきています。

 

さて、ここで市場で今何が行われているのか・・・

わたしの考えを・・・

 

この会社は上場後早期市場昇格を行い、それに伴い事業拡大を激しく行っていこうとしています。

マザーズのエボラブルは、市場昇格1年ルールがあり、1年たって条件を満たすと東証1部、東証2部に鞍替えする事ができます。

ここまでやる気を見せているエボラブルは東証1部を狙っているのだと思われます。

 

東証1部の市場変更基準は、主に下記のような基準があります。

 

 

2012年3月9日現在
項目 有価証券上場規程
(市場第二部形式要件)
新規上場に係る市場一部銘柄への指定
(市場第一部に直接上場する要件)
(1)株主数
(上場時見込み)
800人以上 2,200人以上
(2)流通株式
(上場時見込み)
  1. 流通株式数 4,000単位以上
  2. 流通株式時価総額 10億円以上
  3. 流通株式数(比率)上場株券等の30%以上
  1. 流通株式数 2万単位以上
  2. 流通株式数(比率) 上場株券等の35%以上
(3)時価総額
(上場時見込み)
20億円以上 250億円以上
(4)事業継続年数 新規上場申請日の直前事業年度の末日から起算して、3か年以前から取締役会を設置して、継続的に事業活動をしていること 同左
(5)純資産の額
(上場時見込み)
連結純資産の額が10億円以上
(かつ、単体純資産の額が負でないこと)
同左
(6)利益の額又は時価総額
(利益の額については、連結経常利益金額に少数株主損益を加減)
次のa又はbに適合すること
  1. 最近2年間の利益の額の総額が5億円以上であること
  2. 時価総額が500億円以上
(最近1 年間における売上高が100 億円未満である場合を除く)
同左
(7)虚偽記載又は不適正意見等
  1. 最近2年間の有価証券報告書等に「虚偽記載」なし
  2. 最近2年間(最近1年間を除く)の財務諸表等の監査意見が「無限定適正」又は「除外事項を付した限定付適正」
  3. 最近1年間の財務諸表等の監査意見が原則として「無限定適正」
  4. 申請会社に係る株券等が国内の他の金融商品取引所に上場されている場合にはあっては、次の(a)及び(b)に該当するものでないこと
  • (a)最近1年間の内部統制報告書に「評価結果を表明できない」旨の記載
  • (b)最近1年間の内部統制監査報告書に「意見の表明をしない」旨の記載
同左
(8)株式事務代行機関の設置 東京証券取引所(以下「東証」という)の承認する株式事務代行機関に委託しているか、又は当該株式事務代行機関から株式事務を受託する旨の内諾を得ていること 同左
(9)単元株式数及び株券の種類 単元株式数が、100株となる見込みのあること

新規上場申請に係る株券等が、次のaからcのいずれかであること
  1. 議決権付株式を1種類のみ発行している会社における当該議決権付株式
  2. 複数の種類の議決権付株式を発行している会社において、経済的利益を受ける権利の価額等が他のいずれかの種類の議決権付株式よりも高い種類の議決権付株式
  3. 無議決権株式
同左
(10)株式の譲渡制限 新規上場申請に係る株式の譲渡につき制限を行っていないこと又は上場の時までに制限を行わないこととなる見込みのあること 同左
(11)指定振替機関における取扱い 指定振替機関の振替業における取扱いの対象であること又は取扱いの対象となる見込みのあること 同左
(12)合併等の実施の見込み 次のa及びbに該当するものでないこと
  1. 合併、会社分割、子会社化若しくは非子会社化若しくは事業の譲受け若しくは譲渡を行った場合又は2年以内に行う予定のある場合で、新規上場申請者が当該行為により実質的な存続会社でなくなる場合
  2. 新規上場申請者が解散会社となる合併、他の会社の完全子会社となる株式交換又は株式移転を2年以内に行う予定のある場合
同左

 

エボラブルの場合

8月に株式の3分割を行い 発行株式総数が 1668万2400株

にしています。浮動株数 は フェノックスが売却しているので 17.5%→22.5%になっているので、375万株=3万7500単元株 クリアです。

そのために株式分割したわけです。フェノックスが市場に売却しているのも浮動株数を増やし、株主数を増やすためだと思われます。

四季報の段階で株主数は 5071人すでにクリアしてますが・・・

今日現在の株価で時価総額 289億4396万4千円・・・40億はクリアしてます。

ここで

 

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先日開示された決算報告を見ると

28年9月期は 経常利益 5億7100万・・・クリアしてます

 

 

今現在の時価総額 289億4396万4千円

 

上場条件クリアは 最低 1株1499円以上ということになり

下値不安がないというわけです。

 

東証上場発表したのは決算発表の 11/14 株価は

 

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終値でようやくクリア

なんとなく、会社と、株価を上げている仕手との話が完全にできていると思いません?

1600~2000円付近はフェノックスが株を撒いている価格帯

先日の1800円10万株弱がクロスなら

当然あげている仕手の利益はその上から発生します。

来年の4月1日で 上場1年なので あと4ヶ月と6営業日

 

一例として、

昨年2月18日にマザーズに上場した 6037ファーストロジック

 

今年の1月26日に東証1部上場承認

2月18日東証1部上場 のチャートです。

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今日承認の 3902 MDV

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同じく今日承認の 6050 イーガーディアン

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もちろん上がらない銘柄もあるけど

東証1部に鞍替えすると、(マザーズでは)ファンドや機関投資家がファンドに組み込めなかったのが、組み込まれたりして需要が増えたりする利点があります。その期待で上昇する場合があります。

 

 

 

今日は実は休みでザラ場見てましたが

疲れたので記事はこれだけにします・・・汗