ケンヂの株教室

株暦12年ケンヂと仲間達の株ブログです。初心者、中級者向け。株は自己責任でお願いします。参加希望者はコメントに自己紹介お願いします

2月13日プロスペクト3Q

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プロスペクト

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寄付きから勢いは無いけど売りがでずに61円でしたが

引け前に売られて60円

引け後3Q開示

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経常益は予想通り黒字転換で+2億4562万円

ですが、本業の営業益は・・・▲4億6100万円

なんだかメタップスを思い出しますが・・・

 

平成30年3月期第3四半期連結累計期間における売上高は80億86百万円(前年同四半期は78億95百万円)、営業損失は4億61百万円(前年同四半期は2億2百万円)、経常利益は2億45百万円(前年同四半期は10百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億83百万円(前年同四半期は21百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、第2四半期連結累計期間において、The Prospect Japan Fund Limited(以下、「TPJF」といいます。)を子会社化したことに伴い、負ののれん発生益24億20百万円を特別利益に計上しております。

 

セグメントごとに見てみると

①不動産販売事業 マンション分譲
主に首都圏にて一般顧客向けにマンションを販売しております。
当第3四半期連結累計期間においては、102戸、39億37百万円の新規契約(前年同四半期は114戸、38億69百万円)を行うとともに、93戸を引渡し、売上高は30億18百万円、セグメント利益は2億88百万円を計上しております(前年同四半期は44戸、17億10百万円の売上高、6百万円のセグメント損失)。
②不動産販売事業 土地建物
宅地および戸建住宅の販売、ならびに建物の一棟販売等を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、契約実績および販売実績はありません(前年同四半期は3億64百万円の契約、4億90百万円の売上高、44百万円のセグメント利益)。
③不動産販売事業 注文住宅山形県を主な事業エリアとして、戸建住宅の建築請負やリフォーム工事等を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、33棟、9億57百万円の新規契約(前年同四半期は26棟、8億8百万円)を行うとともに、25棟を引渡し、売上高は10億26百万円、セグメント損失は5百万円を計上しております
(前年同四半期は29棟、11億13百万円の売上高、17百万円のセグメント利益)。(リフォーム等を含む。)

④アセットマネジメント事業
不動産および日本株式を対象とする有価証券の運用事業を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、売上高は4億77百万円、セグメント利益は2億69百万円を計上しております(前年同四半期は2億46百万円の売上高、91百万円のセグメント利益)。
⑤建設事業
推進工事およびプレストレスト・コンクリート(PC)工事等を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、売上高は31億73百万円、セグメント利益は2億1百万円を計上しております(前年同四半期は41億5百万円の売上高、1億49百万円のセグメント利益)。
再生可能エネルギー事業
太陽光発電による電気の販売等を主な収入源とした再生可能エネルギー事業を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、売上高は3億84百万円、セグメント利益は1億19百万円を計上しております(前年同四半期は1億82百万円の売上高、73百万円のセグメント利益)。
⑦その他
その他につきましては、不動産賃貸事業が主であり、当社が所有しているマンション等を、一般顧客向けに賃貸しております。
当第3四半期連結累計期間においては、売上高は39百万円、セグメント利益は19百万円を計上しております
(前年同四半期は47百万円の売上高、21百万円のセグメント利益)。

 

セグメントごとを昨年と比較すると今期の方が利益が出ています

 

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売上の増加、原価の減少から 売上総利益(粗利益率)は中々良くなっていています

が、販売管理費が以上に増加(昨年より9億)しているがために

営業益がマイナスになっているようです

この部分が何なのか?見てみると・・・・

補足説明資料に

売上高については、当第3四半期連結累計期間において2棟の新規竣工があったマンション分譲事業や、5つの太陽光発電プロジェクトが安定稼働している再生可能エネルギー事業等において前期実績を上回った結果、グループ全体では前年同期を上回る 80億86百万円を計上。
 営業利益については、特定の報告セグメントに帰属しない全社費用 11億76百万円を計上したこと等により、4億61百万円の損失を計上
 以上の他、The Prospect Japan Fund Limitedの子会社化に伴う負ののれん発生益 24億20百万円の特別利益への計上等により、当第3四半期連結累計期間における親会社株主に帰属する四半期純利益は 20億83百万円の利益を計上。

 

とあります

これが何なのか?わかりませんがこれが無ければ+7億の営業益が残っているわけです

何なのかわからないので負債をみてみますと

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前期工事未払い金が17億6千万あったのが10億減っています

長短期借入金は増えていますが

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資金を使い子会社化した The Prospect Japan Fund Limitedの資産計上で

会社資産は増えてます

 

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不動産がメインになっていますので利益経常は3Q,4Qが主に成ります

4Q通期(来月末)での利益経常を考えれば悪くは無いとおもいます

会社の考えを予想すると、3Qでマイナス経常して4Qでさらに利益を伸ばすという手も考えれるので、一番良い株価の動きを見せるのは今後5月の通期前までと考えるのが妥当です

 

ptsは 営業益のマイナスもあり盛り上がりに欠け+2.4円の 62.4円で引けました

1株あたりの純資産62.21円にあわせて、上値を抑えてますね

 

ファンドがこの3Qをどのように利用するかはわかりませんが加熱せずに配当取りくらいまで?少し時間を掛けてくるかもしれません

新株61円なので計算しての現株価に思えます