株教室★ケンヂ流一目均衡売買法 6172 メタップス 33
さて今日は一目均衡を利用した見方、売買方法を伝授しましょう
一目均衡や移動平均線などの指標は以前書いたように、ローソク足だけではわからない
色々なことをわかりやすくするためにあります。
ただ単純に眺めていてもわかりませんが、それに添った法則を考え出そうとして眺めたら色々なことに気付くことでしょう。
ちゃんと専門書なんかで勉強しなくても眺めるだけで法則を見つけ出すことは出来ます。
さて前置きはこれくらいにして・・・・
まずはメタップスの11/30~今日までの5分足チャートです
何か気がつきませんか?
そうです
わかりやすくしましょう
上のチャートは11/30~12/22までのチャートですが
四角の中、一目均衡の雲に対し同じ動きをしていることがわかるでしょうか?
なぜこのような動きになるかといえば・・・
上昇中の銘柄は
上昇→利益確定売り→下降→転換成功→上昇・・・
もしくは
上昇→利益確定売り→下降→転換失敗→短観成功→上昇・・・
こういった流れで動くので同じようなチャートになります。
上昇時のエボラブルアジアの5分足チャートを同じように見てみましょう。
ほぼ同じ形ですね
12月分のメタップスの5分足に流れを書くと・・・上の3つのチャートになります。
ここで確実な売買を考えますと・・・
となります。
この場合の売買ルールは
買戻しは下降後転換線を完全に下から抜いたところで
その日のザラ場中に⑤のように下降するのかまだわからない場合は引け買い
①③は下降が終わったかどうかわからないうちに「騙し」が入ってます。
売りは上昇後赤い雲に完全に突入したのを確認したところです。
上昇後転換線割れで売っても良いのですが、上のチャートのようにだましが入りその後もう一段あげる場合があるので、確実をきすために「赤い雲」突入にしてあります。
①2830
②3335(+505)
③3055
④3555(+500)
⑤3490
⑥3725(+235)
⑦3640
⑧3900(+260)
⑨3870
現在3855(▲15)
買ったままでいるより+1485取得単価を減らせてます。
100株保有とすれば
2830円保有で3855円 +10万2500円
上記ルールで売買すると
+25万1千円 倍以上の利益差があります。
400株保有ならば +41万円 と+100万4千円・・・
1000株保有なら +102万5千円 と+251万円・・・
この差は大きいですよね?
株価が倍になったとすれば その間に3倍になったと同じ位利益が出せるわけです。
これはファンドなどの利益の出し方に沿った『コバンザメ投資法』ルールです。
めいいっぱいの高値売り安値買いを望まなくても、できるだけリスクを減らしての売買方法を実践するのが正解です。
上昇中はこの方法で勝てる確率はかなり高いと思います。
もう一つ
株で大事なのは「買い」より「売り(利益確定)」です。
売りが上手く出来ない人は、せっかく株価が高く上がっても売れずに急落して
損したりします。
メタップスの場合今日のように買いが入らずに下げると・・・やばいんじゃない??
と心配する人が多いでしょうが
現在のチャートを見る限り上昇トレンド中であることがわかります。
相場が転換して崩れていません。
それでは相場転換の見極め方を考えましょう。
これは10月後半のメタップスの5分足ですが
相場の転換が確実にわかるのは転換時の『失敗』→『再び下降』です。
ここは雲を下に完全に抜いた時点で売ることが必要です。
その後、数日は手出しせず完全にチャートパターンが戻ったのを確認してからの買いになります。
あわてて買ってしまうと、上昇時失敗を繰り返し株価はどんどん下がりせっかくの利益が吹っ飛んでしまいます。
ここでの注目は『出来高』にあります。
高値で上昇の出来高に匹敵する(出来高でみた)大きな売りが続いたら警戒が必要です。
10月後半の調整では 上昇時5分間に60万株・・・売り40万株が続く・・・展開でした。
ここでもう一度今のチャートを・・・
今日の動きは一昨日昨日の動きに似てますね。
26日は→の動きになると予測できます。
売りの出来高も少ないですね。
買いも少ないわけですが、これはファンドが玉集めをしていて市場に出回る株数が少ないからです。当然天井をつけるとき、相場が崩れる時は40万、60万クラスの売りが出ないと売れないわけです。売り買い同数なので、そのためには買いも増えてないといけないわけで急落前には急騰で出来高を出してなくてはなりません。
その間の上昇調整は現在くらいの出来高だと思います。
今日はエボラブル、Jトラスト記事はお休みします。
証券会社のツールが
2016年12月23日(金)6:00~
2016年12月26日(月)5:00
システムメンテナンスで使えなくなります。
となっていますが、5時なのに使えなくなってしまいました。
昨日のチャートですが
黄緑のトレンドラインこの線を上下に抜くことでも転換が判断できます。
相場が崩れる時はサポートラインを割り込んだ位置からになります。
レジスタンスラインはすこし緩やかに、サポートラインがもう少し上向きに変化しているように見えますが
今引けないので・・・汗
また
どんどんレンジが狭くなってきています(上のチャートの四角が小さくなっている)。
これは上昇とリカクの調整の間隔が狭くなってきていることを意味しています。
月曜日が上昇ならば、月曜か火曜日に4500円あたりのレジスタンスライン辺りまで上げてくる可能性があります。