短・長期銘柄 6191 エボラブルアジア 8 ブロックトレード
最近何かとおかしな板が出たり、急な買いが入ったり・・・
妙な動きをしていたエボラブルですが、本日付でブロック取引の開示が出ました。
大株主である社長と社長の資産管理会社から、72万株(4.3%)の株が市場放出したわけです。
ブロック取引は、「ブロックトレード」や「アップステアズ取引」とも呼ばれ、株式の売買において、証券会社を通じて、同一銘柄を一度に大量に相対取引で売却または購入する取引のことをいいます。これは、大口投資家にとって、マーケットインパクトを抑え、瞬時に売却または購入が完了するというメリットがあり、昨今、高速取引などで瞬時に価格が変動するリスクが大きくなる中、再び脚光を浴びるようになっています。通常、注文を受けた証券会社は、そのまま注文を市場に出すと影響が大きいため、立会外取引で他の大口投資家の買い注文と付け合わせたり、自己売買部門で一旦注文を受けて自社の裁定取引のポジションに組み入れたり、また提携先の海外のブロック取引を専業に行う会社と取引したりしています。
先日から1800円付近に大きな板を置いて、大株主であるアメリカの投資会社フェノックスがおそらく、市場流通量を増やすために保有株を市場放出してましたが、それが終わって、今度は社長と吉村HDが市場放出したわけです。
東証1部の上場基準に株主数や市場流通株式数があるのでこういったことが行われます。
今回のブロック取引は、市場外での取引で、市場株価に影響を出すと上場基準の1499円(発行か部数の関係)に影響がでるから、相対取引で受け手に渡したわけです。
ここで何が行われているか推測してみます。
一般の人には何が行われているか非常に未知数で、不公平なことが株式売買ではおこなわれてますので、調べれる範囲で勉強していく必要があります。
エアーズシー証券のブロック取引資料から・・・
資料貼り付けが禁止されているので・・・
実行されるケースとしては、発行済み株式の1%から5%程度の株式を、企業間などでの持ち合い・解消・提携或いは投資信託・ファンド等の入口・出口などの目的で行われることが多いようです。
現在の発行株数は 16,682,400株です。
浮動株は26.8%に増えたわけで、現在の浮動株は 447万株程度です。
おそらく外国のファンドにわたったと思われます。
72万株は裁定取引にも利用されますので、今後空売り等の枚数も増えると予想されます。
さて、雲をつかむような話なので・・・ここで最近のチャートを見てみましょう。
1部上場申し込みを開示した後、株価を吊り上げ、1800円付近でフェノックスの株を放出しています。その後72万株放出・・・1800円付近と見てよいと思います。
そのためのもみ合いがチャートの丸の部分です。
引け後の板を見てもわかるように、下値は玉拾いの板が並んでます。
11:25に49000株 9千万円以上の不自然な成り買いが入ってます。
その2分後にも・・・計1億円以上の買いです。
その後株価は上がることなく、買いもとまり
引けに30000株弱の売りで拾っています。
チャートを見る限り 平均1800円の玉集めでしょうね。1850-1752円
誰が買ってる? もちろんここ最近集めているのは、1800円でフェノックスの玉を買い、現在も玉集めを1800円付近でしている・・・ブロック取引の玉も引き受けたファンドでしょうね。
ということは・・・・
今後は面白くなる可能性が高いということですね。
今日は雲際の寄りの様子見で売買なしです。
この銘柄、寄りで落として・・・上げる。寄りであげて・・・落とす。
「騙し」を毎日繰り返してますので、寄りでの売りは考えないといけませんね。
今日は取得平均変わらず・・・
1589円 (+16300円)
昨日今日つけでIRもでてます。
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