1.チャートで何が分かる?
さて、初級株教室です。
今回はチャートを見てもらいます
まずは・・・
チャートの上の部分に書いてあるように
期間3ヶ月の 日足のローソク足チャートです。
日足チャートなので1つのローソクが1日分の値動きを表しています。
下の棒グラフは出来高で1日分の売買された株数を表します。
さて、このチャートをみて何が分かりますか?
じっくりチャートを見てくださいね。
あまり良く分かりませんね~
★赤いローソクの長い大陽線の時、出来高が多くて株価が上がってる・・・
★出来高が多く陰線で株価が大きく下げた後、出来高が少しずつ減り株価が少しずつもどってる・・・
こんな感じでしょうか?
次のチャートを見てください
こんどは3本の線があります。チャートの左に出てるように
これは移動平均線の 5日線、25日線、75日線です。
前に書いたように 5日線は 5日間の平均値をつなぎ合わせたもの
25日線、75日線も同様です。
ローソクに沿っている緑線が 5日線
オレンジ線が 25日線
赤線が 75日線です。
さて、このチャートからあなたは何が分かりますか??
じっくり色んなところを見てください。
★5日線はローソクそってるなぁ・・・(まあ5日分の平均値ですから)
★5日線をローソクが下から上に抜ければ数日株価が上がってるなぁ・・・
★逆に5日線をローソクが上から下に抜けば数日株価が下がってるなぁ・・・
★上も下も 5日線からローソクがすこし乖離すれば線に引き寄せられてるなぁ・・・
★乖離した後5日線まで戻ったら反発してまた戻ってるなあ・・・
こんな感じに25日線にも75日線にもローソクが反応しているのが分かるでしょうか・・・
短期線が中期線や長期線を下から上に抜くことや中期線が長期線を下から上に抜くことを ゴールデンクロス(GC)と言い
GC後株価が上昇する事が多く、短期線が中期線や長期線を上から下に抜いた時中期線が長期線を上から下に抜いた時は デッドクロス(DC)と言い株価が下がると言われてます。
色色なことに気がつきますね~
チャートを見てテクニカル分析をしやすいように、また一定の法則を探し出すために
移動平均線や一目均衡表やボリンジャーバンドなどのさまざまなテクニカル指標というものが考えられたわけです。
他にもオシュレーター系(買われ過ぎ、売られ過ぎをあらわす)の指標もありますが、今は覚えなくていいです。
また出来高にも
右側の横棒線グラフのような、価格帯別の出来高なんかもあります。
どの価格帯で沢山売り買いがあったのかが、すぐわかりますね。
分かりやすいHPを見つけましたので
ここを読んでみてください。↓
グランビルの法則と8の売買法則 | FXチャート分析 - FX初心者の外為入門
この動きを色々なチャートで見てくださいね
そして紹介本の買い売り5つの法則(かぶりますが)も頭に入れてください。
これらの移動平均に接近した時のさまざまな動きは
一目均衡や他の指標でも応用できます。
わたしがよく売買で使うのは
一目均衡表、フィボナッチトレーストメント、自分で引いたトレンドラインです。
これだけマスターすればチャートはOKです。価格帯別出来高も含め、少しずつ見かた、使い方から教えていきます。