6176ブランジスタ 銘柄研究4(中、上級者むけ)
つづき
次に 大量報告変更書 と言うのを調べてみます。
大量保有報告書(たいりょうほゆうほうこくしょ)とは、金融商品取引法に基づき、上場会社の株券等や投資証券等を5%を超えて保有した場合に大量保有開示制度に基づいて内閣総理大臣(金融庁)に提出が義務付けられる法定書類のこと。5%ルールとも呼ばれる。wikiより
これを調べることにより発行株数の5%以上を保有している大口の株人や大口の会社が分かります。
EDINETというところに提出しますのでEDINETを調べます。
EDINET検索が面倒な人はググルときに
『ブランジスタ大量保有報告書』と打ち込みをすれば
株主プロやUIIet などが提供するEDINET情報を見ることが出来ます。
ブランジスタの場合上場が昨年9月なので報告書の数が少ないので全部目を通しておくといいです。
株主プロより
まず一番下 楽天9/17 これはブランジスタが新規上場したために1,502,400株(10.95%)保有していた楽天が提出したものです。楽天の保有目的は『長期的な投資のため』と記されてます。
9/18幻冬舎 これは幻冬舎(出版社)とその代表見城氏の連名で提出されてます。
この社長見城氏はブランジスタの取締役でもあります。
『中長期保有を目的とした安定株主として保有してます』
9/18ネクシーズグループ
ここはブランジスタの親会社ですね(東証1部)
『発行会社の親会社であり中長期保有を目的とした安定株主として保有してます』
9/17付で120万株414円で売出株を引き受けて合計 7,057,100株 (51.44%)保有 筆頭株主です。
9/29SBIインベストメント
俗に言う大手ファンドですね。保有目的も2つの投資事業有限責任組合(ファンド)による純投資です。
769,500株 (5.61%)
10/22 幻冬舎
監事証券会社の大和証券が18万株グリーンシューオプションを行使して
幻冬舎から調達したわけです。
※グリーンシューオプション(ぐりーんしゅーおぷしょん)
引受証券会社は、売出し後に株価が堅調に推移している局面において、追加売出し分を、自らが売出人となり売出しを行うことがきる。
追加売出し分については、株式を借入れで行うため、調達する必要がある。
調達の方法として、引受契約に基づき、売出人から、追加で株式を取得する権利を行使する方法がある。この権利をグリーンシューオプションという。
さて、次は重要
11/5 SBIインベストメント
769,500株 (5.61%)保有してたのですが
この提出書類で256,500株に減ってます。(▲513,000株)
保有割合も 5.61%→1.87%(報告義務が以降無くなります)
また 20,300株を SBI証券に移し
貸し株に使用しています。
20,300株はSBI証券利用者の空売り用の玉になっているわけです。
513000株は市場内処分
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 前日比 | 前日比% | 売買高(株) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
15/10/28 | 675 | 675 | 675 | 675 | +100 | +17.4 | 842,100 |
15/10/27 | 575 | 575 | 575 | 575 | +80 | +16.2 | 20,800 |
15/10/26 | 499 | 505 | 490 | 495 | -1 | -0.2 | 129,600 |
15/10/23 | 498 | 499 | 486 | 496 | +1 | +0.2 | 108,000 |
15/10/22 | 489 | 502 | 485 | 495 | 0 | 0.0 | 76,600 |