補足 考え方
勉強のためにすこし詳しく・・・
メタップス
1Q決算開示後株価は随分下がってしまいましたが
もう一度おさらいを・・・
今なにが起こっているのか?
これを理解する必要があります。
決算1Q黒転で2Qの黒字幅拡大もわかっているのに
決算折込済みにして、モルガンスタンレーのヤラセな目標株価の引き下げで
株価は大きく下がってしまいました。
モルガンはカラ売り買戻しを行った後、ふたたびカラ売りをしています。
そしてなにより・・・後から湧いて出てきた クレディスイスのカラ売り・・・
1/30に突如として湧いてきた クレディスイス証券のカラ売り
394500株・・・ここがポイントです。
1/26開示の 新株予約権・・・これをクレディスイスが引き受けました。
引き受け価格は 3575円+28円(行使、発行料)・・・・70万株
4112円+28円(行使、発行料)・・・・61万株
この開示後、更に大きく下げ、現在株価は 2829円
さて、ここまでの情報から何がわかるのかといえば
株価を操作するには玉集めが必要だということです。
動かない固定株以外の浮動株をある程度買い集めないと
上手く株価を上げ下げ出来ません。
そこで玉集めをするのに何が必要かといえば
安い価格で株を取得していかなければいけません。
集めるために買うと、株価は上がります。その株価を下げるためには
株を売るか、株を借りてきてカラ売りするか・・・というわけです。
集めているのに株価を下げるために売ってばかりいては集まりません。
そのためにクレディは株を借りてきてカラ売りをかけています。
この株の出所は、枚数や他のカラ売りファンドの持ち数からいっても
メタップス、会社関連からの貸しつけと見て正解です。
それはさておき
大きくカラ売りをして株価を下げて、個人にもうらせてカラ売り以上の株価の下げを行います。
下値で集め買いを止めて・・・
これを繰り返します。
最後は大きくカラ売り必要以上に株価を下げて個人に投げさせ買戻しを行い、株価を上昇させます。
これが完了するまでは株価は低迷します。
浮動株を買い集め、市場で動く株数を減らせば、簡単に今後株価を上昇させる事ができます。
引き受け価格が 3575、4112ということは、今後この株を市場放出してファンドが利益を取るために、最低でも
8000円、まあ1万はゆうに超す株価になる可能性が高いということです。
相場が悲壮感に変わったときが買い場なわけですね。
ボヤージュ
どの銘柄にもファンドのカラ売りは数社入りますが
ファンド同士、その銘柄のネタと他ファンドの動きを見ながら
カラ売ったり買い戻したりします。入っている全てのファンドが買い戻しを行うことは滅多にないのですが、自社が集めた株数とカラ売り枚数で有利なら
踏み上げて他社に高値で買い戻させ株価を押し上げるための踏み台にしたりします。
このボヤージュの場合、珍しくカラ売り買戻しがほぼ全社終わったところでの
決算開示・・・上昇・・・という過程・・・
ここから今後上がるのか?下がるのか?どのように動くのか?考えてみましょう。
昨年はドイツ銀行やモルガンスタンレーもカラ売りかけていましたが
このたびの上昇で、ファンドがカラ売りをかけていないというのがポイントです。
通常このような急激なGUのS高で上昇すると、上値でファンドはカラ売りをかけます。
でもここでカラ売りをかけているのは個人です。
日証金でも上昇前の4倍以上に増えています。
買い手はファンド、今高値を押さえて個人にカラ売らせてるのもファンドだということです。
ファンドVS個人・・・勝負は見えてます
現在逆日歩もついてるのにカラ売り枚数は増えてます・・・まあ、これだから個人投資家は負けてる人が多いんでしょうが・・・
今後、わたしがファンドならば、株価を上昇させて、個人を踏み上げますね。
まあ、来週の動き、勉強がてら見ておいてください。