短・長期銘柄 6172 メタップス 36
さて、出来高が少なくなってきました。
11月の上昇前の出来高(黄色い〇)と同じ位で推移しています。
年末年始の閑散相場にかこつけ、今何が行われているのか考えてみましょう。
12/26に上場来高値更新後買いが止まり高値圏を維持したまま
出来高が更に減りました。27日は寄り付きで20万株の成り売りを吸収し
少ない出来高で26日上げ幅の丁度半値戻し・・・
今日は
前日終値の4040を境に 上下同じ値幅での売り買い・・・
VWAPも 4052円とほぼ同じだけ上下で動いている事がわかります。
4000前後のこの少ないレンジ幅で何が行われているか?
ここからはわたしの考えです。
以前とあるファンドマネージャーから聞いた話なのですが
ファンドなどが今後価値を見出す銘柄の株価を上昇させる会合のようなものがあり、特に海外ファンドの場合、ファンドや機関投資家や投資顧問があつまり、最初に目標株価まで上げていく筋道、シナリオを決めるわけです。
たとえば
①で機関投資家やファンドの初動買いが始まります。
②でファンドAの本格的玉集めが行われます。
メタップスの場合浮動株は以前書いたように500万株程度なので
5割~7割位買い占めれば自由自在に株価を操る事ができると思います。
その後は比率を 買い6:売り4 買い7:売り3・・・とかいう感じで利益確定をしながら高値維持、チャートを作り上昇させます。
③でファンドAがもっていく株価まで上昇させます。
ファンドAは利益確定を行いながら目標株価に持って行き
ここからの引き受け手のファンドBに株を渡します。
メタップスの場合3800-4200(4000平均)がチェンジ株価だと思います。
④で株価を上下抑えてファンドBに渡します・・・
巨大なファンドAとファンドBが共存するとリスクが発生するし、Aファンドは引き受け手がいることで、確実に利益確定が終了できますのでこのようなシナリオにするのでしょう。
機関投資家や大口投資家を①の段階で介入させるのは、目標株価まで売られにくく、浮動株を減らすことができるし、上得意のカスタマーに儲けさせる事ができるわけです。
AファンドとBファンドの2ファンドで株価上昇を行うのならば
今後さらに上昇させる事もできます。
やはりわたしは、ここのところのIRをみても海外投資ファンドの介入は個人以外の人にはわかっていたはずですし、いまの出来高や株価の維持を見ても、ファンドチェンジの確率が高いと思います。
IR自体は買いになるIRでしたし、株価上昇を抑え、寄り付きの20万株の売り・・・個人が3900円で受け止めれるわけないし、誰が見ても引き受け手のいるクロス売買です。その後株価も下がらなかったわけですし、一気に落として個人の売りも誘えます。
正月前後の閑散相場にかこつけ、ファンドチェンジが行われていると仮定するならば、今後の動きは
チェンジが終わるまで3800-4200あたりでの横横な動き
がつづき、完了したら(終盤もう一度個人に投げさせる局面があるかも)ふたたび上昇開始・・・という展開でしょうか?
4000平均がチェンジ場所なら目標最低ラインは8000-9000円
1000円を4倍・・・と見れば15000-16000円・・・
さてさてこうなれば笑いが止まりませんが・・・
まあ低めで考えておけば良いかもしれませんね~
あくまで個人的な想像シナリオなので・・・日々の取得単価下げ売買でさらにリスクを減らし、取れるところまで利益を取らしてもらいましょう。
また、不慮のIRや巨大地震やリーマンショックのような急変状況もないわけではありません。日々のリスク減らしを行う事が重要かも知れません。